本ワークショップでは、生成AIが身近になり、学習者が日常の中でAIに触れる場面が増えています。その一方で、思考が発達途中にある学習者が十分なガイドなしにAIを使うことには、彼らの「考える権利(Right to Think)」を損なう心配もあります。本研修では、教室を “Place to Think(考える場所)” と再定義し、書くことを通じて自分の考えを発見し、思考を言語化して深める Writing and Thinking(W&T)手法 を軸に、K–16 の多様な学習段階に対応した、初級クラスから取り入れられるリテラシー育成と、日本語で「自分の言葉をつくる」学びのデザインを提案します。
また、巷にあふれる補助教材や汎用的なAIツールでは、教師が本当に達成させたい学びの意図が必ずしも反映されません。教師自身がAIをデザインし、AIに“教師の意思”を埋め込むことで、家庭学習にも教師の目的やねらいを確実に届けることができます。 さらにAIを、学習者に対しては “家庭学習の伴走者(教師の分身)” として、教師自身に対しては “思考の壁打ち相手” として活かす方法にも触れ、明日から学習者に「考える」体験を届けるための具体的な授業の工夫を、参加者の皆さまと共に考えていきます。
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